講座詳細

生誕300年 若冲を学ぶ

斬新な構図と多様な作風で人気の高い、江戸時代の画家・伊藤若冲(1716~1800)。葛飾北斎と並んで日本を代表する画家といえる若冲の名前が全国で広く認知されたのは、今世紀に入ってからのことです。世界の美術ファンの間でも人気が高く、米国ワシントン・ナショナルギャラリーで開催された「伊藤若冲展」(2012年)では、会期4週間で歴代7位となる23万人の来場者を集めました。

本年は若冲の生誕300年にあたります。春には「生誕300年記念 若冲展」(4月22日~5月24日、東京都美術館)も開催されます。この展覧会では、相国寺所蔵の「釈迦三尊像」3幅と、宮内庁所蔵の「動植綵絵」30幅が、東京では初めて同時に展示されるほか、米国のプライスコレクションからは、画面を1センチ四方に区切ってその中にさらに小さい四角形を作って色を塗る「桝目(ますめ)描き」で有名な「鳥獣花木図屏風」や、人気の高い「虎図」などが出品されるなど、若冲作品のオールスターが集合する展覧会なります。

「生誕300年記念 若冲展」の開催を記念して行う本講座は、国内外の美術愛好家をとりこにし、時代を経ても色あせず、私たちをわくわくさせてくれる「若冲美術」の世界を、体系的に学ぶ場になります。

 お申し込み受付を終了いたしました。多数のご応募ありがとうございました。
日時・会場
日程: 2016年4月1日、8日、15日(いずれも金曜日)
時間: 18:45-20:30[講義・質疑応答時間を含む]
会場: 日本経済新聞社 東京本社2F SPACE NIO

定員 80名
※定員に達し次第、申し込みを締め切らせていただきます。
この講座は勝手ながら最少催行人数(30名)を設けさせていただきます。
最少催行人数に達しない場合は講座を中止する場合がございます。
その場合は全額返金させていただきますので予めご了承いただきますようお願い致します。

受講料 16,200円(税込み)
※受講料の支払は、お申し込み完了後、振込でお願いいたします。
振込先等の詳細は、申し込み時にご登録のメールアドレス宛にお送りする完了メールでお知らせします。

講  師

安村 敏信 萬美術屋、元板橋区立美術館長

やすむら・としのぶ
1953年富山県生まれ。東北大学大学院博士課程前期修了。1979年より板橋区立美術館に勤務、2013年3月まで同館館長を務める。江戸時代の美術の研究と発掘に従事し、江戸文化シリーズと銘うった江戸時代の日本美術のユニークな企画を多数開催した。2013年4月より"萬(よろず)美術屋"としての活動を開始。現在、社団法人日本アート評価保存協会の事務局長。主な著書に、『江戸絵画の非常識』(敬文舎)、『江戸の絵師「暮らしと稼ぎ」』(小学館)、『もっと知りたい狩野派 探幽と江戸狩野派』(東京美術)、『浮世絵美人解体新書』(世界文化社)、『別冊太陽日本のこころ 妖怪図譜』(監修/平凡社)、『太陽の地図帖29 広重「名所江戸百景」の旅』(平凡社)など。近著に『線で読み解く日本の名画』(幻戯書房)、『絵師別 江戸絵画入門』(東京美術)、『若冲BOX FIVE COLORS』(講談社)などがある。

太田 彩 宮内庁三の丸尚蔵館 学芸室主任研究官

おおた・あや
鳥取県生まれ 奈良大学文学部文化財学科卒業。奈良国立博物館学芸課非常勤職員を経て、平成4年より宮内庁勤務。平成5年に開館した皇室にゆかりのある美術工芸品等を収蔵する宮内庁三の丸尚蔵館において、作品の調査研究、保存事業、展示公開にたずさわる。 主な論文・著書に、『伊藤若冲作品集』(東京美術)、「伊藤若冲と『動植綵絵』」「若冲、描写の妙技」(『伊藤若冲 動植綵絵 全三十幅』小学館)、「近世宮廷美の担い手と底力」(京都国立博物館『京都御所ゆかりの至宝』展図録)、「館藏『源氏物語画帖』について-その制作時期と画師の問題」(『三の丸尚蔵館年報・紀要』第8号)、「宗達『扇面散屏風』についての一考察-修理の成果をふまえて」(同13号)、「《万国絵図屏風》がもたらした成果と課題」(サントリー美術館・神戸市立博物館『南蛮屏風の光と影』展図録)などがある。

小林 忠 岡田美術館 館長

こばやし・ただし
1968年東京大学大学院人文科学研究科美術史専攻修士課程修了。東京国立博物館絵画室員、名古屋大学助教授、東京国立博物館資料部室長を経て、84年学習院大学文学部教授に就任(2012年定年退職)。1999年~2012年千葉市美術館館長、13年より岡田美術館館長。日本美術史を専攻し、浮世絵や、文人画、琳派など江戸絵画に詳しい。主な著書に、『江戸絵画史論』(瑠璃書房)、『墨絵の譜』(ぺりかん社)、『江戸浮世絵を読む』(ちくま新書)、『江戸の浮世絵』『江戸の絵画』(藝華書院)などがある。

講座内容

これだけは知っておきたい伊藤若冲 若冲の伝統性と創造性-『動植綵絵』を中心とした描写技法と絵画観の発展- 18世紀の京都画壇と若冲-若冲展開催を直前に-
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