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日本ピアノ教育連盟 ピアニスト 小倉貴久子 Vol. 2 ベートーヴェンの生涯とフォルテピアノとの密接な関係

ピアノが現代のような形になったのは、実は20世紀になってからのことです。ハイドン、モーツァルトを取り上げた前回に引き続き、小倉貴久子氏が今回は、18世紀末から19世紀の初頭を生きたベートーヴェンのピアノソナタを紐解きます。初期、中期の「悲愴」「月光」「テンペスト」は5オクターブのヴァルター1795年製(レプリカ)のフォルテピアノで、後期ソナタ作品101、109、110、111は親しかったJ.B.シュトライヒャー1845年製のフォルテピアノで、現代ピアノ、クラヴィコードを弾き比べながら、フォルテピアノの響きと特性がどのように作品に反映しているのかを解説します。皆さまが親しんでいるベートーヴェンのピアノソナタは、どのような響きだったのか?ベートーヴェンの作曲の意図とは?その際の楽器の特性は?の疑問に応える充実の内容をお楽しみください。

収録曲
作品13「悲愴」、作品27-2「月光」、作品31-2「テンペスト」、作品101、作品109、作品110、作品111

※視聴期間:購入後30日間(期間内は何度でもご視聴いただけます)

小倉貴久子 Kikuko Ogura
東京藝術大学を経て同大学大学院ピアノ科修了。アムステルダム音楽院を特別栄誉賞付き首席卒業。第3回日本モーツァルト音楽コンクールピアノ部門第1位。1993年ブルージュ国際古楽コンクールアンサンブル部門第1位、95年同コンクールフォルテピアノ部門で第1位と聴衆賞受賞。「クラシック倶楽部」「ららら♪クラシック」「カルチャーラジオ 芸術の魅力」などTV、ラジオへの出演も多い。浜松市楽器博物館コレクションシリーズの録音やコンサートでの演奏も高い評価を得ている。これまでに『輪舞〜モーツァルト』『星の冠〜シューマン』『アルルの女〜プレイエルピアノによるビゼー』『ベートーヴェン〜ハンマークラヴィーア』などCDを50点以上リリース。それらの多くが朝日新聞、読売新聞、毎日新聞やレコード芸術誌等で推薦盤や特選盤に選ばれている。著書に『ピアノの歴史』(河出書房新社)。校訂楽譜『ソナチネ音楽帳』(音楽之友社)『ジュスティーニ:12のソナタ集』『バロック名曲集』(カワイ出版)。共著や監修に『よくわかるピアニスト呼吸法』『すぐわかる!4コマピアノ音楽史』(ヤマハミュージックメディア)。シリーズコンサート「小倉貴久子の《モーツァルトのクラヴィーアのある部屋》」全40回完結。平成24年度文化庁芸術祭レコード部門 大賞、第30回ミュージック・ペンクラブ音楽賞 クラシック部門 独奏・独唱部門賞、第48回ENEOS音楽賞 洋楽部門奨励賞、令和3年度下總皖一音楽賞受賞。自主企画シリーズ「小倉貴久子《フォルテピアノの世界》」を好評展開中。フォルテピアノ・アカデミーSACLA主宰。東京音楽大学講師。
https://www.mdf-ks.com

CHAPTER

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