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草間彌生の世界~60年代ニューヨークから現在まで~

現在もなお旺盛な制作で世界を席巻する前衛芸術家・草間彌生。1957年単身アメリカに渡った彼女は、翌年ニューヨークに居を定め、無限の網の目が画面を覆い尽くすネット・ペインティングで一躍注目を集めます。60年代からは、白い布製の突起物をソファやテーブルに付着させたソフト・スカルプチュアの制作を開始。その後も、空間全体を埋めつくすインスタレーションや公共空間で行われたハプニングで人々を驚かせ、その活動はニューヨークに留まらず世界にまで広がっていきました。
その草間彌生が21世紀を迎え、集大成というべき絵画シリーズ「わが永遠の魂」は世界中から注目を集めています。草間の過去と現在、尽きることのない創造を、草間彌生美術館の塩田純一学芸課長が、同美術館の活動とともに紹介します。

なお、本プログラムは2021年3月19日、日経東京本社2階「SPACE NIO」(東京・大手町)で行われた同名の講座を編集したものです。

塩田純一(しおだ・じゅんいち) 美術評論家・草間彌生美術館学芸課長 1950年、東京生まれ。東北大学文学部大学院修士課程美学・美術史学専攻修了。栃木県立美術館学芸員、世田谷美術館主任学芸員、東京都現代美術館学芸部長、東京都庭園美術館副館長、新潟市美術館館長などを歴任。多摩美術大学絵画学科油画客員教授。1999年、第48回ヴェネチア・ビエンナーレ日本館コミッショナー。著書に『イギリス美術の風景』(ブリュッケ、2007年)ほか。 (2021年3月現在)

※視聴期間:購入後30日間(期間内は何度でもご視聴いただけます)
※(2021年12月24日更新) 最終チャプターで「現在開催中」とある「神秘と象徴の中間:草間彌生のモノクローム」展は2021年12月26日に終了となります。最新の展覧会情報につきましては、草間彌生美術館のホームページでご確認ください。https://yayoikusamamuseum.jp/
※販売は終了しました

CHAPTER

  • アイコン:再生ダイジェスト

    02:29

  • アイコン:ロックニューヨーク以前の草間彌生

    10:33

  • アイコン:ロックニューヨークで何が起こっていたか 抽象表現主義の絵画

    09:00

  • アイコン:ロック前衛芸術家の誕生 「無限の網」の絵画

    08:24

  • アイコン:ロックソフト・スカルプチュアの展開

    08:36

  • アイコン:ロックエンヴァイラメント(Environment)とハプニング(Happening)

    15:58

  • アイコン:ロック21世紀の草間彌生~「愛はとこしえ」から「わが永遠の魂」へ

    13:20

  • アイコン:ロックイメージはどこからやってくるのか? 過去から現在へ

    8:51

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1,000円(税込)

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