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日本美術応援団オンライン講座 第5回 円山応挙「大乗寺襖絵」

美術史家・山下裕二氏による連続講座「日本美術応援団オンライン講座」の第5回は、18世紀の京都画壇を席巻した円山応挙の第1弾として「大乗寺襖絵」を詳しく解説します。応挙寺と呼ばれる大乗寺(兵庫県・香美町)には、円山応挙とその弟子たちによる165面の障壁画が描かれた当時のままの状態で残されており、一括して重要文化財に指定されています。その中から特に有名な、客殿仏間前室の襖16面に描いた「松に孔雀図」を中心に紹介します。最後に、大乗寺の襖絵と並んで山下氏が未来の国宝指定を期待する六曲一双の「藤花図屏風」(根津美術館蔵)と三巻から成る絵巻「七難七福図巻」(相国寺承天閣美術館蔵)を紹介し、後世に連綿と受け継がれる円山四条派の祖となった応挙の卓越した画技を解説します。

※視聴期間:購入後30日間(期間内は何度でもご視聴いただけます)

山下裕二(やました・ゆうじ) 美術史家・明治学院大学教授
1958年、広島県生まれ。東京大学文学部美術史学科卒業、同大学大学院修了。室町時代の水墨画の研究を起点に、縄文から現代まで幅広く美術を論じる。主な著書に『岡本太郎宣言』(平凡社)、『日本美術全集20 日本美術の現在・未来』(小学館、責任編集)、『未来の国宝・MY国宝』(小学館)、『日本美術の底力』(NHK出版新書)など。企画・監修を手がけた展覧会に「ZENGA展」「雪村展」「五百羅漢展」「白隠展」「驚異の超絶技巧!―明治工芸から現代アートヘ―」「奇想の系譜展」など。現在、「小村雪岱スタイル展」が巡回中(富山県水墨美術館[4月27日~6月13日]、山口県立美術館[7月8日~8月29日])。
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  • アイコン:ロック応挙寺と呼ばれる大乗寺の圧巻の襖絵

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